【ヒプマイ感想】漫画「side F.P & M」第3話:青年の生存確認!「Fling Posse」ってそういう意味だったのね。

2019-03-21ヒプノシスマイク

こんにちは。最近とにかく死ぬほど眠いです! すと子です。

「月刊コミックZERO-SUM」(一迅社/毎月28日発売)掲載の、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」第3話。遅ればせながら読みました! ので、感想をぬるぬる書いていきます~。

 

「月刊コミックZERO-SUM」2019年4月号・表紙
(シンジュクが表紙をジャック!/「月刊コミックZERO-SUM」2019年4月号)

 

前回の感想記事はこちら↓
【ヒプマイ感想】漫画「side F.P & M」第2話:寂雷先生が神々しすぎる……。「夢野幻太郎」とは何者なのか、謎が深まる。

過去の感想記事はこちら↓
ヒプノシスマイク感想記事一覧

 

「ゼロサム」4月号。ラップバトルに優勝したシンジュクの面々が表紙を飾っていますが、漫画の方はシブヤ中心。前回は幻太郎に接触を図った乱数が、今回は帝統を口説きにかかってます

2話に続き、ヒプノシスマイク使用場面の描写が凝ってて見応えがありました! 特にヒプノシススピーカーを盛り盛り描いてくれてるので、視覚的に楽しい。

乱数の二重人格っぷりが、もういい加減怖いけど(笑)

 

前回までのあらすじ

H歴3年。各ディビジョンの代表たちは、来たるディビジョン・ラップバトルに向けて、チームのメンバーを探していた。

シンジュク・ディビジョンの神宮寺寂雷は、彼好みの変わり者たち――極度の女性恐怖症のホスト・伊弉冉一二三と、超ネガティブな会社員・観音坂独歩をチームに誘った。

 

一方、シブヤ・ディビジョンでは、飴村乱数がメンバー勧誘のために動き出していた。まず、イケブクロ・ディビジョンで万屋を営む山田一郎に依頼し、作家・夢野幻太郎の情報を入手。病気で入院する唯一の友人を笑わせるために面白い話を作り続け、嘘をつくのが癖になってしまった幻太郎の心理を的確に見抜きつつ、「この世界を面白くしよう」と彼を誘う。

そして乱数は、目をつけているもう一人の人物・有栖川帝統のもとへと赴く――。

 

「夢野幻太郎」の真相について

「side B.B & M.T.C」の方で、まさかの中王区との謎の繋がりが発覚したことから、私の中で一気に要注意人物となったのが幻太郎です。

 

関連記事:【ヒプマイ感想】漫画「side B.B & M.T.C」第一話の同人誌感がすごいんだけど

 

夢野幻太郎とは何者なのか? 中王区が隠したがっている、夢野幻太郎の真相とは?

この疑問に対する回答を、「side F.P & M」第2話感想記事で色々妄想しました。思いついたパターンは以下の3つです。

 

①幻太郎には彼自身も知らない出生の秘密があり、それに中王区が関わっている(思いつく可能性:実は《言の葉党》党首・乙統女の隠し子

②「夢野幻太郎」は中王区の極秘人体実験によって作られた、偽りの記憶を持つ人間であり、ゆえにその存在自体が中王区のアキレス腱

③中王区が秘匿したがっている同姓同名の別人・「夢野幻太郎」が存在する

 

しかし、第3話を読んだことで上記の②と③の可能性は消えました!

 

まずは②の可能性ですが、今まで幻太郎の口から語られるだけの存在だった「青年」が、今回はっきり描かれていたことで、幻太郎の記憶が嘘偽りでないことが分かりました。

よって、「幻太郎が自分自身の過去として信じきっている情報は全て、中王区がヒプノシスマイクの実験によって植え付けた偽物だった」という説はナシ。

 

次に③の可能性ですが、幻太郎についての一郎からの報告書(幻太郎の写真付き)に目を通しながら、乱数が

 

中王区の奴らが前にずっとマークしていた奴だ
おそらくこいつには何かがあるんだろう……

※「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-3より引用

 

↑こう考えている。ということは、中王区がマークしている「夢野幻太郎」=乱数が勧誘しようとしている「夢野幻太郎」と考えて間違いないでしょう。よって別人説も却下。

 

やはり乙統女の息子説が最有力だと思います! 中王区を「あいつら」呼ばわりする乱数は、中王区の犬を演じながらも腹に一物もニ物も抱えている。中王区の行動を制御するための切り札として、乱数は幻太郎に目を付けてチームに誘ったのかな、と思いますね。

 

ゆえに、幻太郎の情報収集を中王区には頼まずに、一郎に依頼したのかな? もっとも、何者かが夢野幻太郎について探りを入れていることは、三郎の行動によって中王区に筒抜けになってしまっていますが。

 

帝統も中王区の関係者か? シブヤの面々がきな臭すぎる件

こうして考えると、各ディビジョンのリーダーのメンバー選考基準がそれぞれ違っていて面白いですね~。

一郎(イケブクロ)はラップスキルや精神力、問題解決能力などを総合的に見て判断しているのは勿論ですが、何より「兄弟」という絆に重きを置いている

左馬刻(ヨコハマ)は完全に実力重視。寂雷(シンジュク)はラップスキルよりも個性を重視して選んでいます。

 

そして乱数(シブヤ)が幻太郎をチームに誘ったのは、先述した通り、彼が中王区にとって重要な人間だからだと思います。さらに、「世界を面白くしよう」という乱数の言葉に惹かれるほどの事情が幻太郎にあったのが、乱数にとっては好都合だった。

乱数が幻太郎に言った「優しい嘘は思いやり」云々という台詞は、乱数が幻太郎をチームに誘いたい純粋な理由ではなく、今回のモノローグにもあるように幻太郎を言いくるめるための方便でしょう。

つまり、乱数は自分の利益(中王区に対する優位性)を重視してメンバーを選んでいる。

 

ならば帝統は?

今回、乱数はもう一人のメンバー候補・帝統について考えを巡らせる際、ギャンブラーとしての彼の精神力に注目しつつも、「それにこいつは……」と自分のマイクに刻まれた中王区のマークに視線を落としながら、不敵な笑みを浮かべています。

ということは、帝統も幻太郎と同じく、中王区に対する切り札になり得る人物なのではないでしょうか。

 

かねてよりヒプマイファンの一部の間で囁かれていた(妄想されていた)、「有栖川帝統=良家の坊ちゃん」説。苗字が雅やかなことと、帝統のギャンブルの資金源はどこ?という疑問から発生した説だと思いますが、この説がにわかに現実味を帯びてきます。

中王区の権力者の落とし胤か。もしくは、《言の葉党》が政権を握る以前の時代に力を持ち、今は没落してしまったかつての名家の末裔とか(!)。

 

幻太郎を使って中王区を籠絡し、政治の実権を奪った後、クーデターを正当化するために旧時代の名家の子孫=帝統を「革命の顔」に仕立て上げる。これが乱数の目的だとしたら怖ろしすぎる(笑)

チーム名「Fling Posse」に「志を共にする刹那の友」という意味が込められているのが、今回分かりました。乱数が自身の目的を果たすために作り上げた「刹那の」チームなのかな、と思うと、なんだか悲しい。

 

しかし、シブヤの中でも帝統だけはまっさらなキャラだと思っていたのに。乱数ちゃんの微笑み一つで、一気に帝統も怪しく見えるようになりましたわ。

 

漫画版の終着点はどこなのか?

これにてシブヤ、シンジュク共にチームが無事結成したわけですが。よく考えると、漫画版ってどこまで描くんでしょうね。

第3話の煽り文が「ディビジョンバトルへのカウントダウン開始――!」で、更にラストの乱数ちゃんが

 

いよいよ始まるな
まさか予選で負けるわけないだろうが…
楽しみだよ 寂雷――

※同上

 

と、何か企んでいるような顔で微笑んでいるけど。「ヒプノシスマイク第一回韻踏闘技大會」の勝敗はすでについているので、シンジュクが優勝+バトル後日談までを描いて終わるのかな?

「side B.B & M.T.C」の山場はブクロとハマの対決で、ラストは決勝をハマ(敗者)視点で描く。

「side F.P & M」の山場はシブヤとシンジュクの対決(さらに乱数の思惑が絡んできて、激しくなりそう)で、ラストは決勝をシンジュク(勝者)視点で描く。

こう予想していますが、どうなのだろう。

「第一回韻踏闘技大會」と銘打っているので、第二回、第三回があると信じたいし、可能なら漫画版も、ずっとバトルの経緯を追っていってほしいなーと思います。

 

感想まとめ

青年の生存が確認できたのが、今回一番嬉しかったです(泣)友達のいないまぼ太郎が作り上げたイマジナリー・フレンドとかじゃなくて、本当に良かった。あと、死亡説も覆って安心しました。

ただ、世界が面白くなったとして、果たして青年は笑える状態にあるのだろうか?という疑問は残りますが……。

それにしても、帝統のラジカセはいずこへ(笑)

すと子