【ヒプマイ感想】漫画「side F.P & M」第12話:第二試合開始! 独歩にフラグか? 美麗な作画でド迫力のスピーカーと、二郎・三郎登場。

ヒプノシスマイク

こんにちは。長らく枕難民だったのですが、とうとう枕無しで眠るようになりました。割と快適。すと子です。

さて、ようやっと読むスピードが追いつきました……。「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」(一迅社刊「月刊コミックZERO-SUM」掲載)の第12話! 前回が衝撃的すぎたので、動悸を感じながら読み進めてました。

 

「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12・表紙
(「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12・表紙。「月刊コミックZERO-SUM」2020年1月号より)

 

前回の感想記事はこちら
【ヒプマイ感想】漫画「side F.P & M」第11話:飴村乱数の正体と目的が判明。無花果の下す非情な命令に、どう動くのか……?

過去の感想記事はこちら
ヒプノシスマイク感想記事一覧

 

とうとう今回からポッセ対麻天狼の第二試合が始まったわけですが……。城キイコ先生の作画、ほんと麗しいですね。キャラクターは当然のこと、具現化したヒプノシス・スピーカーの見応えが凄いのなんのって。

今回は第一試合後なので、敗退した二郎と三郎の会話もありました。ほっこり。あと、ホストモードの一二三と独歩の会話、そして独歩の様子から、なんだか不穏なものを感じました。私だけかな。

 

前回までのあらすじ

H歴3年。第一回ディビジョン・ラップバトルに向けて、元 The Dirty Dawg のメンバーである飴村乱数神宮寺寂雷は、それぞれチーム「Fling Posse」「麻天狼」を結成。本選進出のため、メンバーと共に中王区内のコロシアムに集結していた。

東方天乙統女の開会宣言で始まったバトルの第一試合の組み合わせは、乱数と寂雷のかつての仲間たちが率いる「Buster Bros!!!」「MAD TRIGGER CREW」。男たちが領土と矜持をかけて争い合っている、その裏では、乙統女と現政権No.2である勘解由小路無花果が、彼女らの企てる計画に有用な能力を保有する寂雷に注目していた。

 

続く第二試合の開始に備えて、それぞれの時間を過ごす「Fling Posse」と「麻天狼」。第一試合の迫力に気圧される一二三と独歩に、寂雷はリーダーとしての助言を与えていた。一方、乱数は無花果に呼び出され、とある命令を下される。それは、「作り物」である乱数にしか扱えない真正ヒプノシスマイクを使って、寂雷にマインドハック(=完全な催眠)を施すこと。しかしそれは、乱数の犠牲を伴う行為でもあった。乱数の動揺をよそに、第一試合は「MAD TRIGGER CREW」の勝利に終わる――。

 

今回の「飴村乱数」に関する情報について

「作り物」であり、中王区にとって寂雷>乱数であることが明かされた乱数ちゃん。今回は、真正ヒプノシスマイクや「飴村乱数」関連の情報で、特に目新しいものはありませんでしたね。

第二試合直前の、乙統女と無花果の会話の内容は以下の通りでした。

 

  • 乱数が無花果の命令に従って真正ヒプノシスマイクを使うかは五分五分
  • 「飴村乱数」に人間らしい感情は不要。今の「飴村乱数」は失敗作(これはドラマ・トラック「Me Against The World」でも無花果が言っていた)
  • しかし、使える「飴村乱数」は今の個体だけ(ドラマ・トラック「Don’t Play No Game That I Can’t Win」での乙統女曰く、今の個体は壊れかけであり、中王区としては完成品が来るのを待っている)

 

真正ヒプノシスマイクを使えば自分が死ぬ――自分の命を惜しむ感情とか、マインドハックを寂雷にかけることへの葛藤とか、単純にポッセとラップバトルを楽しみたい気持ちとか、中王区への反抗心とか、そういった諸々の感情は、中王区にとって全部不要なものなんですね。つらい。

 

ナゴヤCDのドラマ・トラック「不退転の心は撃ち砕けない」で、「時間がない……」と言っていたことから、乱数は当然、今の肉体と精神を保てているうちに、自分の意志を遂げたいんでしょうね。「私が死んでも代わりはいるもの」の対極で、この自分でいたい、という気持ちなんでしょう。つらい。

 

全体的に、独歩の様子がおかしい?

ホストモードの一二三に対して壁を感じる

気のせいだろうか? 第二試合の直前、緊張でガッチガチになっている独歩をホストモードの一二三が慰める度に、ちょっと言いたいことを言えないでいるような、微妙な壁を、独歩から感じる。

緊張する独歩を心配する寂雷先生に対して、独歩の気持ちを代弁するかのように、ホストモードの一二三が言います。

 

独歩くんは気合が空回っているだけなんです

※「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12より

 

もちろん、これは一二三の優しさ。自身の状態をうまく言語化できない独歩に代わって、気持ちを代弁してあげただけ。

しかし独歩は、なんだか悔しそうな表情を見せます。けど何も言えない。

 

悔しそうな独歩・「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12
(悔しそうな独歩。「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12より)

 

さらに、「何かあったら頼ってくれていいんだよ?」と肩を叩くホストモードの一二三に対し、礼を言いながらも、あ、うん…‥みたいな反応。

代弁してあげる。助けてあげる。

独歩、まさかホストモードの一二三に対して劣等感を抱くとか、まさかまさか、上から目線を感じてるとか、そんなことないよね……? 試合前特有の、あのよくあるやつ……。普段強固な絆で結ばれている二人の間に「なんで今?」ってタイミングでちょっとした亀裂が入り、それが後に本番で致命傷と化す、みたいな展開じゃないよね?

素の一二三が独歩のために、帝統に対して怒ってくれた時には、すごく嬉しそうだったのになぁ(hook-10)。

でもあの時も、素の一二三は独歩の「すみません」癖について、直した方がいいぞ、と指摘しながらも、「まっ、むりだろうけどねぇ」と呟いてましたからね(hook-10)。

ホストモードを作り上げることで女性恐怖症を克服した、鬼メンタルを持つ一二三と、「すみません」癖や自虐癖が治らない(というか多分、それで生きていけてたから、治そうとしていない)独歩。恐らく、自分たちの違いを、二人は何となく分かっている。

 

独歩さん、色々ネガティブなことを考えているのなら、ここが踏ん張りどころですよ!

 

フラグ立ってない?

第二試合直前の、独歩に対する寂雷先生のお言葉。

 

くれぐれも落ち着いて試合に臨んでください…
君は興奮すると自分のラップを制御できない上に精神への負担が大きい

※「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12より

 

これどの角度からみてもフラグ……しかもアカンやつや。

 

この第二試合、独歩はまさかサバイブできないのだろうか。それどころか、両チームは二人とも潰れて、乱数と寂雷の一騎打ちになったり??

 

バトル敗退後の二郎と三郎がただただ可愛いね

第一印象:君ら、負けた割には無傷だね!(服は汚れてる。けど二郎の帽子は無事)

 

これは、ブクロ推しの方にも是非読んでいただきたい……。下記の六本立てがもれなく美麗な作画で描かれているので……。

 

  • 敗退という事実に沈む三郎
  • 口は悪いながらも兄貴として三郎を元気づけようとする二郎
  • 二郎にツッコミを入れながらいつもの饒舌な毒舌を取り戻していく三郎
  • それに安心してはにかむ二郎!
  • 小声で「…ありがとう」と呟く三郎!! 貴重!!!
  • すっごくすっごく嬉しそうに笑う二郎!!!!

 

はい! 山田家は今日も安泰!!!

 

リリックとヒプノシススピーカーの描き方が秀逸

第二試合が始まり、今回は独歩→帝統→幻太郎→一二三の順番に、リリックかましてました。多分、乱数と寂雷のは次号。

個人的に、「月刊少年シリウス」の「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side B.B & M.T.C」と共に、バトルでどのようにヒプノシス・スピーカーとリリックが描かれているのか、楽しんで読んでいます。絵や字形といったビジュアルが伴うのが、コミカライズ版の醍醐味ですからね!

 

関連記事:【ヒプマイ感想】漫画「side B.B & M.T.C」第11話:本選開始! バスブロのパワーワード炸裂。寂雷の「アビリティ」とは?

 

今回ほんっと良かった……。4人共良かった。リリックを無数のPCのモニター画面に映して攻撃する独歩、「777」を派手に光らせてる帝統(この子のリリックはほんと会社員に刺さる)。そして人魂のような幻想的な光を放つ灯籠で相手を囲む幻太郎に、白黒ページにも関わらずもうとにかくキラッキラしてる一二三。

 

幻太郎のヒプノシス・スピーカー・「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12
(幻太郎の、美しい灯籠とリリック。「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M」hook-12より)

 

例えば幻太郎! フォント含め、この古風な感じ最高ですね。ていうか改めて気づいたけど、全員美人で女神だな(錯乱)。

こんな感じで各キャラの個性を120%出してくれるから、いいですね、コミカライズ版。

(早く新ディビのスピーカーも見たいな……)

 

感想まとめ

次号はついに、乱数 vs. 寂雷。果たして乱数は、寂雷相手に真正ヒプノシスマイクを使うのでしょうか?

使わなかったとしても、第二試合後、今の「飴村乱数」の処遇はどうなるのでしょう? 罰とかあるのかな、嫌だな……。

乱数はポッセの面々に対して、「このトーナメントが終わったら二人にご馳走するよ~」と笑って言ってるけど、その約束を自分は本当に果たすことができるのか、試合後自分はどうなっているのか。物思いに沈む乱数の表情が静かで、つらいですね。

もう誰か、乱数を連れて一緒に逃げてあげて(泣)

すと子