【2018年11月】Googleアドセンス審査合格後の手順(広告設置の方法・注意点など)

2018-11-20ブログの収益化

こんにちは。人生のハードルがものっそい低いので、朝起きて白米と卵があるだけで幸せです。すと子です。

前回の記事で「Googleアドセンス審査に合格した話」を書いたので、この記事では備忘録として、合格後に行った手順を書いていきます。

 

※本記事のサムネの可愛らしいパソコンのイラストは、「イラストわんパグ」様よりお借りしています。

自動広告の設置

Googleアドセンス審査の合格通知のお姉さんの素敵な笑顔
(Googleアドセンス審査の合格通知のお姉さん。素敵な笑顔)

 

まず合格通知メールの【ご利用開始】ボタンをクリックすると、Googleアドセンスの【ホーム】に飛びます。

左のメニューにある【広告】から【自動広告】に移動。【自動広告の全般設定】を行ってください。

「自動広告の全般設定」の一部の画像
(「自動広告の全般設定」の一部)

 

デフォルトでは「ページ内広告」(4種類)がすべて有効に、「オーバーレイ広告」(2種類)がすべて無効になっています。

上の画像では「テキスト広告とディスプレイ広告」が無効化されていますが、私も最初はデフォルト通りの設定にしていました。

下記にそれぞれの広告の種類と概要を載せているので、参考にしていただければと思います。下記を見て、これは邪魔そうだなーと思ったら切るのもアリかと思います。

 

ページ内広告

テキスト広告とディスプレイ広告

ディスプレイ広告は画像広告で、ビッグバナー(728×90)、バナー(468×60)、スカイスクレイパー(120×600)など、さまざまな形やサイズがあります。テキスト広告は一般的に 1 つの広告見出し(特定のページを表示するクリック可能なリンクを含む)、1 行か 2 行の広告文、1 つの URL(リンク先サイトのアドレス)で構成されます。

テキスト広告とディスプレイ広告は、高い成果が見込まれる場合に限って広告ユニットに表示されます。

※Google アドセンス「自動広告の設定」ヘルプより。特記がない限り以下同

 

【ディスプレイ広告】は下画像の赤い枠線で囲ったような広告ですね。よく見かけるやつです。

ディスプレイ広告の一例の画像
(ディスプレイ広告の一例)

 

【テキスト広告】は、画像がなくテキストとURLで構成された広告です。

テキスト広告の一例の画像
(テキスト広告の一例)

 

インフィード広告

インフィード広告はサイトのコンテンツに自然に溶け込むように設計されており、記事フィード(記事やニュースのリスト)やリスティング フィード(商品やサービスのリスト)の中に配置されます。

インフィード広告は、サイトのコンテンツのデザインに合うようにカスタマイズされるネイティブ広告です。ページ上で記事や商品のリストをスクロールする最中にインフィード広告を目にしたユーザーには、それが広告だとわかりますが、広告が邪魔になることはなく、ページに溶け込んで表示されます。

現在のところ、モバイルでのみご利用いただけます。

 

記事一覧リストにささっと紛れ込んでくるあれですね。

インフィード広告の一例の画像
(インフィード広告の一例。現時点でモバイルでのみ表示)

 

記事内広告

記事を読むユーザーを念頭に設計された記事内広告では、ページの段落と段落の間にネイティブ広告を配置できます。高品質な広告アセットが使われるため、見栄えの良い広告がコンテンツの横に表示されます。

記事内広告も自動的に最適化されるため、記事ページで高い成果が生まれると同時に、サイトを訪れたユーザーに対する全体的な利便性も向上します。

 

下画像の赤い枠線で囲った広告です。

記事内広告の一例の画像
(記事内広告の一例)

 

段落と段落の間、つまり </p> タグと <p> タグの間に、Google先生の采配によりランダム(位置は自動的に最適化)に差し挟まれるようです。

 

関連コンテンツ

関連コンテンツはネイティブ広告の一種で、通常の広告とお客様のサイトの推奨コンテンツが一緒に表示されます。サイトの訪問者と関連性の高いコンテンツをアピールできるため、サイトでの滞在時間とページビューが増加し、増収が見込めます。

関連コンテンツのご利用が可能なサイトでは、訪問者と特に関連性の高い推奨コンテンツがそのサイトの中から選ばれて表示され、推奨コンテンツの間に広告が表示されることもあります。

現在のところ、モバイルでのみご利用いただけます。

 

これ、「すとぶろ。」では一回も見かけたことがないので(記事数が少ないから?)何とも言えませんが、「関連記事」リスト内にGoogle先生がレイアウトに沿った広告を差し込んでくれるらしいです。

 

オーバーレイ広告

アンカー広告

アンカー広告は画面の端に固定されるモバイル広告で、ユーザーが簡単に閉じることができます。

最適なタイミングで自動的に表示されるため、広告収益の増加に加え、サイトを訪れたユーザーに対する利便性向上にもつながります。アンカー広告は、ハイエンド モバイル端末に表示されたモバイル向けページのみに表示されます。

 

モバイルの画面上部、あるいは下部に設置される広告です。

アンカー広告の一例の画像
(アンカー広告の一例)

 

ユーザーの意志で閉じることが可能ですが、人によっては邪魔に思えるかもしれません。。。

 

モバイル全画面広告

モバイル全画面広告は、サイトのページが読み込まれている間に全画面で表示されるモバイル広告です。画面の端に固定して表示され、ユーザーはいつでもスキップできます。

モバイル全画面広告は、ページを訪れたときではなく離れるときに表示されるため、ユーザーは広告が読み込まれるまで待つ必要がありません。

 

ページ内のリンクをクリックした時に、全画面表示される広告のようです。毎回表示されるわけではないとのこと。

 

自動広告の設置の際の注意点

各広告を有効化/無効化して【自動広告の全般設定】が終わると、下記のようなコードが発行され、サイトの <head> タグの間に貼り付けるよう案内されます。

<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: "ここにオリジナル文字列が入ります",
enable_page_level_ads: true
});
</script>

 

しかし、このコードはアドセンス審査申請時に発行されたコードと同一のものです。つまり、アドセンス審査に合格している時点ですでに <head> 内に貼り付けられているはずなんです。

それに気付かずに、間違えてコードを二重に貼り付けてしまうと、広告が表示されなくなるので気をつけてください!

 

デフォルト設定からの変更点(すと子の場合)

「テキスト広告とディスプレイ広告」の無効化

最もメジャーかつ収益を見込めそうな広告ですが、「自動広告」ではオフにして、代わりに「手動広告」で広告ユニットを作りました(後述)

というのも、「自動広告」だと広告表示位置がGoogleによって決められてしまうため、へんてこな位置に表示されてしまう、ということが多々あったからです。

ヘッダー内だったり、サイドバーの「カテゴリ」枠の中だったり……。

今の私の力ではどうすることもできないので、表示位置が固定できる「手動広告」にて、「テキスト広告とディスプレイ広告」を利用しています。

 

「アンカー広告」の有効化と、表示位置の固定

ちょっと冒険してみようと思い、いかにもモバイル専用広告らしい「アンカー広告」を利用することにしました。

ただ「アンカー広告」には、表示位置が下にくるとは限らないという難点があります。

モバイル画面の上部に、ヘッダーを覆い隠してしまう形で表示されることがあるのです(友人に指摘されて気づきました……)。ちなみにGoogleは、上部に表示された方が視認率が上がり収益アップにも繋がる、という見解のようです。

いや、邪魔じゃね?

ということで、下部に固定できないかと調べてみたところ、Google先生が教えてくれました

<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: "ここにオリジナル文字列が入ります",
enable_page_level_ads: true,
overlays: {bottom: true}
});
</script>

自動広告のコードに、overlays: {bottom: true} パラメータを追加すれば良いとのことです。

 

さて、次は「手動広告」の設置について書いていきます。

 

手動広告の設置

広告ユニットの作成

左のメニューにある【広告】から【広告ユニット】に移動。左上の【+新しい広告ユニット】をクリックしてください。

すると、作成する広告の種類を選択する画面が出てきます。私はとりあえず「テキスト広告とディスプレイ広告」のユニットを作りました

広告ユニット作成の手順1画像
(「テキスト広告とディスプレイ広告」を選択する)

 

広告の種類を選択すると、次に、広告ユニットの名前やサイズ、スタイルなどを設定できる画面に移ります。

広告ユニット作成の手順2画像
(広告ユニットの名前、サイズなどを設定)

 

名前は、その広告ユニットの表示位置を示すものを付けるのがオススメです。なぜならアドセンスの収益レポートに、広告ユニットごとの収益が記載されており、どの位置に表示された広告ユニットのクリック率が高いかを一目で確かめることができるからです。

私は現時点でこんな風につけています。

広告ユニット作成の手順3画像
(広告ユニットの名前の一例。※すと子の場合)

 

広告サイズですが、私は「推奨」のレスポンシブ(デフォルト)を使っています。WordPressで使用しているテーマ「Luxeritas(ルクセリタス)」がレスポンシブ広告の使用を求めているからです。けど、しばらく経ったら他のサイズも表示できるか試してみようかなーと思っています。

広告タイプやスタイル、カスタムチャネルはとりあえずデフォルトで作成しています。スタイルはサイトの色合いに合わせてカスタマイズできるようですが、今のところ問題ないかなと。

諸々の選択が終わったら、【作成】ボタンをクリックしてコードを取得します!

 

リンクユニットの作成

ちなみに、リンクユニットを作成したい場合は、「広告サイズ」でリンク広告を選択します。

リンクユニットとは、下記の画像ような広告です。

広告ユニット作成の手順4画像
(リンクユニットの一例)

 

よく見るやつですね! アドセンス利用者のサイトを色々調べてみると、なかなか侮れない広告とのこと(収益的に)。

下の赤枠を選択して作成します。

広告ユニット作成の手順5画像
(リンクユニットの設定方法)

 

こちらも、広告タイプやスタイル等はデフォルトで作成しています。

 

広告ユニットをサイトに設置する ※「Luxeritas」の場合

一例として、「Luxeritas」使用者の広告ユニット設置の仕方を挙げます。設置場所はサイドバー最上部とします。

まず、WordPressのダッシュボードの「外観」>「ウィジェット」に移動します。

すると「利用できるウィジェット」一覧に「#1 アドセンス(Luxeritasオリジナル)」があるのでそれをクリック。ウィジェットを追加する場所一覧がずらーっと出てくるので、「汎用サイドバー(タイトルH3タイプ)」を選び、【ウィジェットを追加】ボタンを押します。

広告ユニット作成の手順6画像
(広告ユニットをウィジェットで設定する ※ルクセリタスの場合)

 

すると右側の「汎用サイドバー(タイトルH3タイプ)」にアドセンスのウィジェットが追加されるので、中身を編集していきます。

広告ユニット作成の手順7画像
(ウィジェットへの設定方法)

 

  • タイトル:不要です。
  • 内容:ここに、先ほど取得した広告ユニットのコードをコピペします。
  • 広告サイズ:とりあえず「指定しない」を選択。
  • ラベル:なし。リンクユニットの場合は「スポンサーリンク」と入れているサイトをよく見かけるので、私もそうしています。
  • 構造化データ:「広告を表す構造化データを付与する」にチェックを入れます。サイドバー自体が <aside> タグで囲われているので、広告ユニットをさらに <aside> タグで囲むことはしていません(けど正しいか不明)。
  • このウィジェットを表示しないページ:広告ユニットを表示したくないページにチェックを付けます。記事のIDを記載し、特定記事のみ広告を表示しない、なんてことも可能です。

以上の設定を保存・完了させれば、アドセンスにて作成した広告ユニットがサイトで表示されます!

 

まとめ

以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。

アドセンス広告の表示数や位置は、今後改善していかなければならないと思っているので(特に記事内広告!)、要勉強だなーと思います。

備忘録として書きましたが、少しでも参考になれば幸いです。

(2日続けて真面目な記事書いちゃったよ……次は普通に雑記書こ)

すと子